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【2025-2026年最新】東京ディズニーリゾート貸切イベント日程(リンクまとめ)とスポンサー企業の財務・マーケティング戦略

オリエンタルランド(TDL/TDS)
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誰もが一度は行ってみたいと思うであろう、貸切ディズニー。

オフィシャルスポンサー等による完全貸切イベント(プライベート・イブニング・パーティー)は、ゲストとして行ってみたいのはもちろん、各社のプロモーションとしても興味深いものです。

本記事では、2025年に開催された貸切イベントを振り返り、2026年の日程を紹介するとともに、公認会計士の視点から主要スポンサー企業の財務状況(有価証券報告書・決算短信等)を記載してみました。また、分析し、経営者・富裕層が「戦略的に狙うべきイベント」をご提案します。

1. 2025年の貸切イベント一覧

2025年は、以下のように、オフィシャルスポンサー各社による定例のキャンペーンに加え、東京ディズニーリゾート公式ファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」の20周年を記念した特別開催など、多数の貸切イベントが実施されました。

  • 2月14日(金):キリンビバレッジ(ビバ!ドリームキャンペーン / シー)
  • 2月21日(金):三井不動産レジデンシャル(レジデンシャルサンクスフェスタ2024 / ランド)
    【貸切ディズニー】三井不動産レジデンシャルサンクスフェスタ2024レポート!待ち時間や当日の攻略法を公開
  • 2月28日(金):JCB(JCBの最上位カードの「ザ・クラス」会員向け/シー)
  • 7月11日(金):JCB(ディズニーJCBカード会員向け抽選(有料)/ ランド)
  • 9月19日(金)・29日(月):ファンダフル・ディズニー(ファンクラブ会員向け抽選(有料) / シー)
  • 9月26日(金):講談社(春のマンガまつり2025 / ランド)
  • 10月17日(金):プリマハム(ランド)
  • 11月14日(金):JAL(ハッピードリームキャンペーン2025 / ランド)
  • 12月5日(金):JCB(JCBマジカルクリスマス2025 / ランド)

こうやって見ると、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、どちらも同じくらいの開催頻度ですね。

なお、JCBスポンサーのイベントが2月、7月、12月と3回もありますが、対象のカードが異なっています。
・2月のイベント…発行者がJCBのカード(JCBオリジナルカード)の最高峰ステータスの「ザ・クラス」(招待必要。年会費55,000円)会員への特典「メンバーズセレクション」によるもの
・7月のイベント…ディズニーJCBカード(年会費有料)の保有者に対して抽選販売されたもの
・12月のイベント…JCBブランドがついているクレカを持っていれば申し込めるもの(超高倍率)

2. 2026年、2027年の貸切イベント一覧(予定含む)

こちらは、2026年のスケジュールです。特に注目なのは、2026年に公開予定の新作映画に合わせた特別イベントや、ディズニーシーの周年記念イベントです。
開催予定のものについては、キャンペーンのリンク先も記載しておりますので、適宜ご利用ください!

2026年

2026年は、ディズニーシー25周年やトイ・ストーリー5といった、特別な貸切があるのが特徴ですね。特に7月3日のファンタイム・ウィズ・トイ・ストーリー5は、1社ではなく多くのスポンサーにて抽選が行われているという特徴があります。

イベントによって枠が大きく異なること(20組等の少数のものはまず当たらないでしょう)、子ども連れの方が狙う4名コースを提供している会社は限られていること、などに着目しながら皆さんも、行ってみたいイベントをチェックしてみてください!

2027年

  • 2月19日(金):JCB(JCBの最上位カードの「ザ・クラス」会員向け/シー)
    →会員限定サイト(メンバーズ・セレクション)(5,000組:10,000名)

3. 主要スポンサーの財務・業績分析(最新決算より)

これほど大規模なパークの貸切(1日あたり数千人〜1万人規模)を行うには、莫大な協賛金とキャンペーン費用が必要だと思われます。ここでは、主要スポンサー数社の直近の業績を紐解き、その資金力とマーケティング投資の背景を探ります。

大和ハウス工業株式会社

2026年3月6日に貸切イベントを開催した大和ハウス工業。同社の2025年3月期決算によれば、売上高は5兆4,348億円、営業利益も5,462億円といずれも過去最高を記録しています。国内の住宅事業だけでなく、商業施設や事業施設などの多角化を行っています。
貸切イベントの応募条件として「集合住宅D-ROOMの建築をご契約いただいた方」「550万円以上のリフォーム工事契約」などを設定しており、高い利益率を確保するためのツールとしてディズニーのブランド力を活用しています。

カルビー株式会社

2026年は年2回の貸切イベントを実施するカルビー。2025年3月期決算では、売上高3,225億円、営業利益290億円を計上しています。スナック菓子という単価の安い商材において、「まとめ買い」を促進するファンタスティックキャンペーンは、売上底上げに直結する極めて有効な施策となっています。

キリンビバレッジ

キリンホールディングスの飲料部門。キリンホールディングスの2025年14月期決算によれば、連結売上高2兆4,333億円、連結事業利益2,517億円計上しています。貸切イベントの抽選に申し込む際に購入が必用なのは、午後の紅茶等のソフトドリンク。なお、ディズニーランド、ディズニーシーで出てくるビールがすべて「一番搾り」なのは、そういうこと。。

株式会社ジェーシービー(JCB)

非上場ですが、日本発の国際決済ブランドとして強固な基盤を持ちます。2024年度の営業収益(売上高)は4,326億円、営業利益は412億円、と高い利益率を誇ります。JCBは年に複数回の貸切イベント(マジカルクリスマスなど)を主催しています。特にプレミアムカードの「MyJCB」を通じた利用促進キャンペーンでは、「期間中に30万円以上の利用で1口」といった条件を設けることで、カード決済額の引き上げと利用促進を図っています。

4. 狙うべきイベント

ディズニーの貸切イベントは非常に人気が高く、一般的な食品メーカーの懸賞(バーコード数枚で応募可能など)は全国から応募が殺到し、倍率が天文学的な数字になっていることが予想されます。

したがって、貸切イベントに行きたいのであれば、ファンダフル・ディズニーやディズニーJCBカードに入会して、有料抽選に申し込むことが、最も近道といえるでしょう。

ただ、有料抽選のチケット代金は8,500円(東京ディズニーシー25周年“スパークリング・ジュビリー”の場合)程度と比較的高額です。
通常のパークチケットが7,900円~10,900円なので、3時間しかない貸切イベントにお金払うくらいなら、通常のパークチケットを買う方が実際はお得かもしれません。

もちろん、「損得じゃなくて、貸切イベントの特別感が味わいたいんだ!!」って方もいると思うので、そのあたりは個人の考え方だと思います。

ちなみに、JCBザ・クラスの会員特典たるメンバーズセレクションで貸切ディズニーのチケットがもらえます(抽選ですが枠が大きいので十分当たる確率ある)。
ただ、メンバーズセレクションの景品価格は大体2万円~3万円なので、貸切ディズニーをもらうのはあまりお得ではないかもしれません。なにより、通常のパークチケット2枚+タオルのセットもメンバーズセレクションで選べるので、貸切チケットは通常のパークチケットよりも高くつくということです。

ディズニーの貸切イベントは、単なる娯楽にとどまらず、企業の業績と連動したダイナミックな経済活動の一部といえるでしょう。
ぜひ、各社のキャンペーン戦略をチェックしながら、特別な夜を体験してみてください。

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